妊活にはマカと葉酸どっちが必要なの?

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赤ちゃんを迎えようと考えた時、必要とする栄養素について調べることがあるでしょう。すると様々な記事において、妊活に必要な栄養素はマカや葉酸であると紹介されていることが多いです。しかしマカと葉酸、どちらが必要なのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで、マカと葉酸の効果などについて紹介しますので摂取の目安として参考にしてみてください。


葉酸とは?

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葉酸とは、野菜や果物などに含まれている水溶性ビタミンB群のうちの1つです。赤ちゃんを迎えるうえで重要な役割として、赤ちゃんの先天性異常を減らすことと造血作用があります。葉酸を摂取することで正常な遺伝子がコピーされるようになるので、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。

神経管閉鎖障害とは、無脳症や脳瘤や二分脊椎などといった先天性の脳や脊柱に発生する障害のことです。必要な量の葉酸が摂取されると、先天性奇形や染色体異常のリスクを減らし、流産の発生率を減らすことができます。

特に神経管閉鎖障害については、妊娠初期に葉酸が不足すると発症率が高くなるので、赤ちゃんを迎えようと考えたらまず考慮すべき栄養素です。

また、葉酸はビタミンB12と結びついて赤血球を作り出します。そのため、造血ビタミンとも呼ばれています。葉酸とビタミンB12で全身の血液量を増やすので、血行が良くなります。すると、子宮や卵巣に栄養が届きやすくなります。

その結果として、子宮が温められて子宮内膜が厚くなるので、受精卵が着床しやすくなります。

また、妊娠中に貧血になる人もいますが、葉酸を摂取することで貧血を予防できる場合があります。


マカとは?

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マカは、ペルーを原産とするアブラナ科の植物です。古代インカの頃から、根っこを薬草として使ってきました。マカにはビタミンやミネラル、アミノ酸などの多くの栄養素が含まれています。特に亜鉛や鉄分は精子の生成を助けたり、女性ホルモンのバランスを助けたりします。

マカは以前から、男性向けの精力剤としてよく知られていました。それは亜鉛によって精子の生成を促進させたり、アルギニンという成分でEDを改善したり、精子数や精子の運動性を増加させたりするからです。また、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンが含まれているので、ホルモンバランスを調整してくれます。

すると、生理周期を正常にしたり、スムーズに排卵がされるようなります。さらに、自律神経が整って冷え性が改善することもあります。


葉酸とマカ、どちらもOK!

葉酸とマカは、どちらも血流を改善する役割があります。血流が良くなることで子宮内膜が厚くなり、受精卵が着床しやすくなったり受精卵に栄養が届きやすくなって流産のリスクを減らせます。そのため、血流を良くするという目的であればどちらでも問題ありません。

また、葉酸は胎児の染色体異常を減らす役割があり、マカにはホルモンバランスを整えたり精子の生成の手助けをする役割があるので、可能であればカップルで摂取すると良いでしょう。逆に女性がマカと葉酸を両方摂取しても問題ないので、どの栄養素を摂取するかは2人で相談するのをオススメします。

ただし、日頃から処方薬や漢方薬などを飲んでいる人は、医師や薬剤師に相談のうえで摂取しましょう。

葉酸を摂取する時は、上限量に気を付けよう!

葉酸には、1,000μgという上限摂取量があります。過剰に摂取すると胎児がアレルギー体質になったり喘息になる可能性があるので、上限量に注意しましょう。サプリメントをいくつか摂取する場合は双方に葉酸が含まれている場合もあるので、成分表をチェックして上限を超えないようにします。

また、ビタミンAなど他にも過剰に摂取してはいけないものがあるので、マルチビタミンやマルチミネラルなどといった複数の栄養素が一つになったサプリメントを摂る場合はしっかりと確認してください。葉酸は野菜から摂取できるポリグルタミン酸型と、化学的に作られたモノグルタミン酸型(合成葉酸)の2種類があります。

ポリグルタミン酸型は吸収率が低く、熱にも弱いので食べ物だけで必要な栄養素を摂取するのは難しいです。そのため、モノグルタミン酸型葉酸であるサプリメントで必要な分を補いましょう。ただしサプリメントを購入する際は、原産国に注意しましょう。

欧米などのサプリメント先進国と比べると、中国製や韓国製などは安い分品質が良くない場合があります。よって、信頼できるメーカー・製造国のものを購入すると良いでしょう。

マカは産地に注意!

マカには上限摂取量はありませんが、目安は1,000mgから3,000mgとされています。マカを選ぶ際のポイントは、材料の産地です。マカの主要な産地であるペルーには、品質の高いものから低いものまで様々なものがあります。

そのためペルー産のマカを選ぶ場合は、高品質なマカが採れるボンボン高原を産地とするものがオススメです。また、生産量は少ないですが日本産のマカもあります。有機農法で作られていたり生産管理がしっかりしていたりするので、日頃から有機野菜などを選んでいる人は日本産のマカがオススメです。

特にJAS有機認定のものは、種まきの2年以上前から農薬や化学肥料を使っていません。また、加工の時も有害な添加物や薬品を使っていないので、より安全性が高いです。また、マカには黒マカ・白マカ・黄マカなどのたくさんの種類があります。

栄養価がそれぞれ違うので、これらのマカをバランスよくブレンドしているものを選ぶと、より効率的に栄養素を摂取できます。さらに、GMP認定の工場で製造されたサプリメントであれば、きちんと品質管理をしている工場で作られているので、安心して摂取できます。

摂取のタイミングに注意!

葉酸のサプリは、着床を助けたり胎児の染色体異常を予防するためのものなので、妊娠前から摂取しましょう。妊娠がわかった後で飲んでも、既に受精卵が細胞分裂を始めているので、染色体異常の予防にはつながりません。

また、貧血予防であれば葉酸だけでは造血作用は十分ではないので、ビタミンB12などの他の栄養素も摂取していることが重要です。よって、まずはバランス良く食事をし、不足分をサプリメントで補うようにしましょう。

また、マカについては正常に排卵されている人が摂取すると、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があります。そのため、特に女性についてはマカで栄養素を補うべきか医師に相談すると安心です。さらに、妊娠した後は女性ホルモンが乱れやすいので、妊娠した後はマカの摂取をやめた方が良いでしょう。

ホルモンバランスが崩れると、胎児や母体に影響が出る場合もあります。